イベントや店舗の宣伝、応援や告知など、さまざまなシーンで活躍する「横断幕」。
横断幕を購入する際に重要なのが“サイズ選び”です。目的や設置場所に合ったサイズを選ばないと、せっかくの横断幕が見づらくなったり、インパクトが弱くなったりすることも。
本記事では、横断幕の基礎知識から一般的なサイズ、用途別のデザイン実例、サイズ選びのポイントや、失敗しないためのコツまで徹底解説いたします。
さらに、オリジナルグッズ制作の専門サイト「グッズプロ」でオーダーできる横断幕に関連した特徴や魅力、サイズのラインナップなどもご案内します。
横断幕を購入する際、サイズで迷われている方にお役立ちの記事ですので、ぜひ参考にしてください。
横断幕サイズを決める前に知っておきたい基本知識
横断幕はその大きさやデザインによって、視認性や訴求力に大きな差が生まれます。
せっかくの宣伝・応援ツールも、サイズ選びを間違えると本来の効果を発揮できません。
まずは、最適なサイズ選びに必要な「横断幕の基礎知識」と「一般的なサイズ感」についての概要を押さえておきましょう。
横断幕の基礎知識
横断幕とは、布やビニールなどの素材に文字やイラストを印刷して作る大型の掲示物です。
イベント告知や店舗のキャンペーン、スポーツ大会の応援、社内外の装飾など幅広いシーンで使われており、重要なのは「どの距離から見られるか」と「何を伝えたいか」という点。
遠くから見せたいなら大きめのサイズが効果的で、近距離用なら文字サイズや情報量とのバランスも考える必要があります。
また設置環境によっては、風にあおられにくい加工や耐久性のある素材選びも重要。
サイズだけでなく、こうした視点も踏まえて横断幕作りを計画しましょう。
一般的なサイズ
横断幕のサイズは、使い方やお好みで様々な大きさでオーダーメイドすることが可能ですが、よく使われる一般的なサイズには以下のような例があります。
横断幕の一般的なサイズ
- 小型(1800mm × 600mm):卓上POPや屋内イベントでの簡易掲示に。
- 中型(3600mm × 900mm):屋外イベントやスポーツ応援等でよく使われる標準的サイズ。
- 大型(5400mm × 1200mm):道路沿いや建物壁面等、遠距離からの視認性を重視する場面。
このように、目的と設置環境に応じてサイズの選び方が変わります。
「大きければいい」というわけではなく、視認距離・設置スペース・表記する内容に合わせたバランスの良いサイズや仕様を選びましょう。
用途別の横断幕 サイズとデザイン実例紹介
横断幕をはじめて作成する場合は、どんなサイズが一般的で、どういったデザインが好まれるのか迷ってしまうことと思います。
オリジナルの横断幕を自由に作成できる「グッズプロ」では、様々なお客様が幅広い用途で横断幕の製作サービスをご利用しております。
初めてのオーダーメイドの参考になるようなデザインの実例をご紹介いたしますので、サイズ感やレイアウトなどのサンプルとしてご覧ください。
スポーツ応援向き横断幕
横断幕は応援用のグッズとして用いられることがとても多く、手持ちで使用したり、壁面に固定したりとたくさんの応援の場で使われています。
スポーツチームの応援や学校行事などで使用される応援用では、遠くからでもしっかりと視認できるサイズと、チーム名・スローガンなどが目立つデザインがポイントです。
横断幕の定番サイズ
- 3600mm × 900mm
- 5400mm × 1200mm
横断幕におすすめな素材
野球、サッカー、バレーボール、バスケットボールなどの団体スポーツの応援用は、こちらのように人物をデザインせず、文字だけのメッセージ性を強調したデザインも人気です。
横幅については、入れたい文字がスッキリと収まる長さに調整するのがおすすめです。
販促用
店舗や展示会での集客・販促用の横断幕は、視認性に加えて情報量とのバランスが求められます。
価格やキャンペーン期間など、複数の要素を含めたデザインにすることが多いため、やや大きめのサイズが選ばれる傾向にあります。
横断幕の定番サイズ
- 1800mm × 600mm
- 2000mm × 900mm
- 3600mm × 900mm
横断幕におすすめな素材
人通りが多い場所ではシンプルなデザインが見やすく、通行人がすぐに内容を掴めるようなデザインが効果的な販促ツールといえます。
のれんのイメージで屋台の上に吊るす場合はコンパクトに、ブースの下部に設置する場合は比較的大きめサイズでも問題ありません。
こんな使い方も 舞台の演題幕・吊り下げ式タイトル幕
横断幕は応援や販促に限らず、このような背景として活用したり、のぼりや立て看板と組み合わせるような掲示など、応用的な使い方も可能です。
使用例とサイズ感
- 背景利用:3000mm × 1800mm
- 看板代わり:900mm × 900mm
横断幕におすすめな素材
横長で使用する幕を横断幕といいますが、サイズによっては正方形(正方幕)や縦長(懸垂幕・垂れ幕・タペストリー)など、用途に応じて自由にサイズ設計しましょう。
設置場所別ガイド 横断幕の縦横サイズの選び方ポイント
横断幕のサイズ選びでは、用途に準じて「どこに設置するか」も非常に重要な判断材料になります。特に屋外か室内かによって、適したサイズや素材、視認性の確保方法が大きく異なるので詳しく解説いたします。
屋外での利用
屋外で横断幕を使用するケースは、スポーツイベント、店舗の外装広告、地域イベント、建設現場の仮囲いなど多岐にわたります。
屋外設置のシーンでは、以下の特徴を考慮しましょう。
- 大きめのサイズでも設置がしやすい(撤去も楽)
- 視認距離が比較的遠い
- 風の影響を受ける可能性
視認距離が遠く、大きめのサイズでも設置が容易にできるのであれば、設置スペースに合わせて目一杯の大きさで作成するのもいいでしょう。
定番のサイズ比は縦1:横3〜縦1:横5。
例えば、一般的なスタジアムで応援用としてビッグサイズを設置できるのであれば、2400mm × 5400mm程度のサイズ感が、遠くからの視認性も高くおすすめです。
室内での利用
室内の会場で使用する横断幕は、会社の式典、学校の行事、展示会ブース、店内装飾、館内スポーツの応援などが主なシーンです。
- 視認距離が比較的短い
- 空間全体との調和がポイント
- 安定した設置が簡単
比較的安定した環境下で使用するため、デザイン重視での選定もしやすく、サイズも空間に合わせて柔軟に調整できます。
ただ狭い部屋に無駄に大きいサイズで設置したり、広めのホール全体にアピールしたい際にコンパクトにしてしまうなど、アンマッチしたサイズ感では効果が期待できません。
セオリー通りの縦横サイズ比(縦1:横3から縦1:横4)での作成が無難です。
サイズに迷ったら、縦を600mm・900mm・1200mmのいずれかで決定し、デザインしたい内容に合わせて、全体が収まるサイズの横幅を選択するのがおすすめです。
グッズプロなら実現する ちょうど良いサイズ感の横断幕選び
オリジナルグッズの専門店「グッズプロ」では、様々なサイズ・生地の素材・豊富なオプションなど、自由な組み合わせを数百パターンの種類からお選びいただけます。
サイズ展開だけでもかなりの選択肢があり、「種類が多すぎて迷っちゃう!」という方も多いのは事実です。
この記事では売れ筋上位のおすすめサイズをご紹介しながら、異なる3つの生地素材についてご紹介します。
もちろん全てのサイズでお好きな生地素材をお選びいただくことが可能ですので、用途や設置環境に合わせて適切な素材をチョイスしましょう。
【室内向け】横断幕 1200×2400 ポンジ
横断幕 (1200×2400) ポンジ
室内での利用は大き過ぎない、サイズ比1:2の横断幕が人気です。
屋内イベントや式典、社内行事などにぴったりな定番サイズで、持ち運びの時にも広げやすく、撤去や保管も簡単なのが魅力です。
「ポンジ素材」は横断幕に使用する最もメジャーな素材で、選べる素材の中で一番安価。
薄手で、透け感がある素材なので、照明や背景に自然になじみ、品のある印象を与えます。
参考金額:6,622円(税込)
プリント:フルカラープリント
補強:周囲ロープ縫込み加工標準装備
【汎用型】横断幕 450×4200 トロピカル
【汎用型】横断幕 (450×4200) トロピカル
汎用型の横断幕は、さまざまな用途に対応できる横長タイプの汎用モデル。
スポーツの応援や企業の式典など、長めの文章やメッセージを一行でデザインしたい場合に最適です。
「トロピカル素材」はポンジに次ぐ定番素材の一つで、厚みがポンジの約2倍あり、高い耐久性と高級感が特徴です。
特に屋外に設置する場合は、ポンジのような軽量で薄い生地よりも、ある程度重量感と安定性のあるトロピカル素材が向いています。
参考金額:7,161円(税込)
プリント:フルカラープリント
補強:周囲ロープ縫込み加工標準装備
【高耐久】正方幕 2400×2400 ターポリン
【高耐久】正方幕 (2400×2400) ターポリン
スポーツ応援のシーンで横断幕が多く使われるため、横長での活用シーンが多く思われがちですが、デザインによっては正方形で作る「正方幕」をおすすめします。
【高耐久】正方幕は、2400mm四方の正方幕はビッグサイズですが、120cm四方の室内にジャストサイズな大きさも人気があります。
正方幕は、スポーツチームのロゴをメインにデザインしたり、PRしたい商品画像を特大サイズで訴求できたりと、オーダーメイドでデザインする際に扱いやすいサイズ比率です。
「ターポリン生地」はポンジやトロピカルのような布素材ではなく、ビニール製の生地で、重量感のある高耐久な素材。雨や風の強い天候でも設置したままにしたい場合に最適です。
参考金額:31,372円(税込)
プリント:フルカラープリント
補強:周囲ロープ縫込み加工標準装備
横断幕サイズを選ぶ際の注意点と失敗しないコツ
サイズを選ぶ際、「大きければ目立つ」や「なんとなくこのサイズでいいだろう」という感覚的な決め方は失敗の元です。
サイズ選びで失敗しないための注意点を含めたポイントを、3つに絞ってご紹介します。
設置場所や使用を想定した実寸を測定する
まず大前提として、横断幕を設置する予定の場所で実寸を測定することが欠かせません。大体の目測や感覚的にサイズを決めてしまうと、現地でサイズが合わない可能性があります。
特に室内では天井高・壁面・専用の固定スペースに制約があるケースが多く、屋外でもフェンスや何かしらの障害物によってサイズが制限されることもあります。
幅と高さだけでなく、周囲の障害物や視認性も含めて測定しましょう。
視認距離を意識する
横断幕は「誰に、どこから見せるか」によってサイズ選びが変わってきます。
たとえば遠距離から見せたい場合には、大きな文字や広い面積が必要になります。
視認距離の目安として、10メートル離れるごとに文字のサイズを一回り大きくしていきましょう。サイズが小さすぎると文字が読めず、せっかくのメッセージが届かない結果に。
設置する現場に足を運び、どのくらいのサイズがぴったり合うかを確認しておきましょう。
素材選びも重要
サイズとは直接関係ありませんが、素材の選択も横断幕の「見え方」や「設置のしやすさ」に大きく影響します。
屋外用で大型の横断幕を選ぶ際に、軽量のポンジ素材を使ってしまうと風にあおられて劣化しやすく、見栄えも悪くなる恐れがあります。
一方で、室内用で厚手のターポリンを使うと重く扱いにくいことも。
グッズプロではポンジ・トロピカル・トロマット・ターポリンと、4種類の素材をご用意しておりますので、用途に合わせて適切な素材を使ってオーダーメイドをしていただけます。
用途・サイズ別に最適な横断幕を選ぶならグッズプロへ
今回の記事でご紹介した通り、横断幕のサイズは設置場所や用途によって適切なサイズが異なります。
まずは使いたいシーンを想定して、どの程度のサイズ感がぴったり合うかを検討しながら縦横のサイズ比率を決めていきましょう。
横断幕の基本知識
- 素材は布地(ポリエステル)またはターポリンなどの(ビニール地)など。
- 遠くから見せたい場合は大きめ、近距離なら文字の大きさや情報量のバランスが大切。
- 設置環境に応じて耐久性や防炎加工なども考慮。
一般的なサイズ例
- 小型(1800×600mm):卓上や屋内掲示用。
- 中型(3600×900mm):応援やイベントに多く利用。
- 大型(5400×1200mm):遠距離からの視認に適する。
用途別サイズとデザイン実例
- 応援用:文字中心で遠くから見やすいデザイン
(定番:3600×900mm、5400×1200mm)。 - 販促用:情報量が多く、サイズもやや大きめが主流
(例:1800×600mm、3600×900mm)。 - その他の使い方:背景や看板代わりにも応用可能
(例:背景用3000×1800mm、正方幕900×900mm)。
オーダーメイドで横断幕を注文できるグッズプロでは、豊富なサイズ規格をご用意しておりますので、お客様のご要望に合わせた横断幕作りが可能です。
もしサイズに迷って決められない場合は、お気軽にお問い合わせください。
お客様の活用シーンに合わせたサイズで、理想の横断幕作りをサポートいたします。
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