のぼり旗の生地につきましてご案内させていただきます。
一般的なのぼり旗の生地はポンジといわれる厚みが約0.14mmのとても薄い生地を使用します。
こういった薄い生地を使用する目的は生地が風の影響をうけてなびきやすいようにする目的と
インクを生地に浸透させた際にインクが裏面にも一定量透過することで反対側からの一定の視認性を確保することができるためです。(裏面から見た場合は絵柄や文字は反転します)
上記の理由から薄い生地を使用した場合は片面からのプリントだけで済むためコストパフォーマンスが良いのはもちろんですが、風の影響ではためく姿を生地の重量が軽いことから演出しやすくなるという結果から大半ののぼり旗の生地にはこのポンジが採用されております。
場合によってはワンランク厚手のトロピカル(生地の厚みが約0.2mm)を採用いただくお客様も若干増えてきております。生地が重くなる分、昨今の気候事情による強風にも一定の耐久性が上がります。デメリットとしましてはプリント面の裏側へのインクの浸透率が下がり、裏側からの視認性が若干落ちる点にあります。