のぼり旗とは

平安時代以来、戦いの際の味方と敵を識別するために長い布の短辺に木を通して紐で吊り上げて風でなびかせる「流れ旗」がのぼりの起源といわれています。
時代が進んで室町時代になると布地の長辺の一方と上辺のあわせてふたつの辺を旗竿に結びつけることで流れ旗との識別を容易にした幟が発案されて全国の武家が使用するようになり、流れ旗から幟へと置き換わり、戦国時代を通じて日本の軍旗のひとつの形式となりました。

現在においては通常、商業や広告、祭りや行事の宣伝、店舗やレストランの目印として使用されます。一般的には竿（ポール）に取り付けられた長い布地で、文字やイラストがプリントされています。

風によって揺れることで、人々の注目を集め、特定の場所やイベントを目立たせる効果があります。
形や色、デザインは様々で、現在のデジタル社会においては数多くのデザインが世の中に提案され、
手軽な広告宣伝の消耗品として多くの方々に利用されています。