倒れにくい・色あせにくいオリジナルのぼり作成 環境別の最適仕様と運用ガイド

2025/12/15

「のぼりを作成して店頭に設置したものの、すぐ色あせてしまった」「風が吹くとのぼりが倒れてしまう」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。また、「生地が裏返ってうまく風になびかない」と疑問に思っている方もいるはず。

看板代わりにもなるのぼりは、3~6か月を目安に作り変える消耗品です。しかし、生地や加工によっては耐久性の高いのぼり旗に仕上げることが可能です。丈夫なのぼりを作れば、きれいなままの状態が長持ちするので、今まで以上に集客に役立ちます。

専門店のグッズプロから、環境に合った丈夫なのぼりの作成方法についての詳細をご紹介するので、のぼり作りに悩んでいる方はぜひご参考ください。旗の表面がきれいにはためくチチの向き、強風に対応するポールや土台についても特集しています。

こんな冬プロモーションにのぼり旗が活躍!

  • クリスマスランキング
    クリスマスケーキやチキン、オードブル、ギフトセットなど、クリスマス商材の売場演出にぴったり。ツリーや雪の結晶、サンタをモチーフにしたデザインのぼり旗で、「クリスマスフェア開催中!」を遠くからでもしっかりアピールできます。
  • 初売りランキング
    新年のスタートダッシュを決める初売りセールにおすすめ。福袋や新春セール、数量限定商品などを訴求するキャッチコピー入りののぼり旗で、開店前からの行列づくり・入店促進に役立ちます。
  • 御歳暮ランキング
    百貨店やスーパー、専門店のギフトコーナーに。御歳暮特設コーナーの案内や、人気ランキング上位商品を打ち出すのぼり旗で、「ここで選べる」「ここで贈れる」安心感と特別感を演出します。
  • 忘年会ランキング
    居酒屋やレストランの宴会プラン訴求にぴったり。忘年会コースや飲み放題プラン、幹事様特典などをわかりやすく伝えるのぼり旗で、団体予約や電話問い合わせを後押しします。
  • 年末セールランキング
    在庫一掃セールや歳末感謝セールの必須アイテム。割引率や「本日限定」「最終セール」などの強いワードを入れたのぼり旗を複数本並べて設置することで、通行中のお客様の足を止めやすくなります。
  • 年越しそばランキング
    そば店やスーパーの年越しそばコーナーにおすすめ。生そば・冷凍そば・天ぷらセットなど、人気商品をランキング形式で訴求するデザインのぼり旗が、「今年の年越しはこれにしよう」と選びやすい売場づくりをサポートします。

こんなシーンで活躍!

  • 店頭導線沿いに複数を連結設置して、冬イベント・セール感を一気に演出
  • 駐車場や交差点沿いに設置して、車からも「開催中」「予約受付中」をしっかり訴求
  • 週末の特設売場や催事コーナー、屋外テント販売などに設置して、来店・来場を効果的に促進

クリスマスから年末年始、初売りまで、冬シーズンを通して使えるのぼり旗としてご活用いただけます。

のぼり旗の作成前のチェックポイント 風・日射・塩害リスクを評価する

グッズプロ のぼり旗の作成前のチェックポイント 風・日射・塩害リスクを評価する

倒れにくい、色褪せにくいのぼりを作るためには、まず設置予定場所におけるリスクを特定しておくことが大切です。リスク対策されたのぼりを作成することで、アピールしたい内容を存分に周知できます。

風環境を数値化——常風/突風/ビル風、風速とのぼり旗設置方向の把握

のぼり設置で多くの方に当てはまるリスクが、風による転倒や破損です。一般的な環境で主に吹く風は、常風、突風、ビル風に分類されます。それぞれの特徴を踏まえ、風を正面から受けない方向に設置するだけで、転倒や破損による被害を最小限に抑えられます。

風の種類 風の特徴 のぼり旗設置方向
常風 一定方向の安定した風 風向きに対して斜めに設置する
突風 風向きが予測できない突発的な強い風 建物の壁面に対して平行に設置する
ビル風 方向は比較的に安定しており、ビルの谷間を吹き抜ける強く激しい風 風が抜ける方向に対して斜めに設置する

また、のぼり旗が倒れ始める風の強さは一覧の「やや強い風」あたりからとされています。転倒が予測される風の強さになる前にのぼり旗を早めに片付けることが大切です。また、強風注意報が発令される風速の目安は陸上で12m/sとされています。

風の強さ 平均速度 状況
やや強い風 10~15m/s 電線や樹木が揺れ始め、傘をさすのが困難
強い風 15~20m/s 転倒する人が出始めるなど、風に向かって歩くことが困難
非常に強い風 20~30m/s 何かにつかまっていないと人は立っていられない

のぼり旗の転倒リスク判定——歩道幅・人流・障害物・退避スペース

のぼり旗が転倒した後のリスク評価も重要です。のぼり旗が転倒した場合、歩道の幅が狭いと通行人に直撃する恐れがあります。また、イベントで人の流れが多かったり放置自転車など障害物があったりする場所は、通行人がぶつかることによる転倒が予測されます。

リスクの高い場所への設置は見直しを前提に、転倒の際に退避スペースがあるのかどうかも確認しておくとよいでしょう。

のぼりデザインの日射・退色リスク——南向き/西日/照り返しの有無と耐光要件

のぼり旗は、屋外に長時間設置されることで退色しやすくなります。退色の主な要因は紫外線で、以下のような場所に設置すると退色リスクがあがります。

退色リスクのある場所 退色リスクの要因
南向きの場所 1日を通して強い日差しが当たる
西日の当たる場所 午後に強烈な西からの陽射しが当たる
アスファルトやガラス面など照り返しのある場所 紫外線や熱の反射を強く受ける
海に近い場所 海水の塩分が生地に付着し、紫外線によるダメージを受けやすくなる

のぼり旗などの販促ツールは、屋外で使用することも多く、どうしても日差しや風雨の影響を受けやすい「消耗品」としての側面があります。
だからこそ、設置場所や使い方を少し工夫することで、見た目の美しさを保ちながら、より長くお使いいただくことができます。

たとえば、強風や雨が予想される日は無理に設置せず、一時的に取り外すだけでも生地の劣化を抑えられます。また、ハトメ部分や上下の縫製に補強を施すことで、風による負荷を軽減し、破れやほつれを防ぐことも可能です。

「いつも同じ場所に出しっぱなし」にするのではなく、使うタイミングや環境に合わせて設置・保管を行うことが、結果的にコストを抑え、販促効果を長く維持することにつながります。

のぼり作成でのサイズと素材の選び方 「生地×加工」で耐久をデザインする

グッズプロ のぼり作成でのサイズと素材の選び方 「生地×加工」で耐久をデザインする

のぼりは設置場所におけるリスクを理解したうえで、サイズ・素材・加工を決めるとより耐久性の高いのぼりを作成することが可能です。この項では、個々の状況に応じたのぼり作成でのサイズや素材の選び方を解説します。

のぼりの生地選定——ポンジ(軽量)/トロピカル(耐久)

のぼりを作成する際の生地選びは、リスク対策の優先度から決定すると環境に合った耐久性の高い仕上がりになります。

リスク対策 生地の種類 生地の特徴
一般的な環境に適した生地 ポンジ 厚みは約0.14mmと薄手のポリエステル素材。のぼり旗の定番生地で、軽量で風になびきやすい。
破損に耐久性のある生地 トロピカル 約0.2mmの厚さのポリエステル素材。ポンジより耐久性があるため、破損によるダメージを抑えられる。

また、サイズ選びでは、大きなサイズを避け、風を受ける面積の少ないレギュラーやスリムタイプが適切です。

のぼり旗の縫製・補強——周囲三巻+補強テープ/角部二重で破れ対策

のぼりを作成する際は、生地のほかに補強縫製オプションを選択できます。ヒートカットした面を内側に織り込む三巻補強縫製は、風によるほつれや裂けを防ぐ加工です。L字補強、三辺補強、四辺補強から選択可能です。

また、ご自身で補強テープを角部に貼り付けすれば二重で破れ対策が可能です。

防炎・耐光の要否——屋内催事や南面掲出での必須要件チェック

のぼり旗を設置する環境において、必要であれば防炎やUVカット加工なども検討します。防炎加工は火気のある場所で燃えにくくなる加工です。UVカット機能のあるインクや生地の使用で色あせにくくなる効果が期待できます。

加工の種類加工の内容
防炎加工生地を燃えにくくする加工のこと。屋内催事であれば、防炎加工を施すことが設置条件になっているケースがある。
UVカット加工紫外線の強い場所への設置は、インクや素材自体にUVカット機能があるものを選ぶと効果的。

グッズプロでは、サイズや生地選定、縫製・補強、防炎までも購入時のオプション選択を行えますので、お気に入りののぼり旗を制作してみてください。

のぼり旗の設置は“セット”で最適化 のぼり作成・ポール・土台の正しい組み合わせ

グッズプロ のぼり旗の設置は“セット”で最適化 のぼり作成・ポール・土台の正しい組み合わせ

倒れにくく、色あせしにくいのぼり旗は、「リスクを評価する」「適した生地や加工を選択する」ことのほかにも、見合った関連器具を組み合わせることで最適化できます。のぼり作成の際は、ポールや土台の正しい組み合わせも確認していきましょう。

のぼり旗のポール選択——標準/強化/スライド式、風環境とサイズの適合

グッズプロで取り扱いのある商品から、風環境に合ったおすすめのポールをご紹介します。通常の風環境であれば標準タイプで十分です。強風対策が必要な方は強化タイプ、さらにコンパクト収納したい方は3段伸縮式を用意していきましょう。

ポールの種類 適する素材 ポールの直径
標準 スチール製 22mm
強化 ステンレス製、
強風対策あり(標準より直径が太い)のスチール製
25mm
強化・3段伸縮式
(通常は2段伸縮)
スチール製 25mm

また、ポールの長さは作成したのぼり旗のサイズによって、2.4mや3mなど適合する長さのものを選びます。

のぼりの土台固定方法——チチ間隔・ハトメ併用で調整

次はポールの直径に合わせて、土台となる注水タンクを選択していきましょう。次の一覧では、グッズプロで取り扱いのある注水タンクの種類についてご紹介します。

注水タンクの容量 適用 対応ポール直径
注水台11L コンパクトに設置したい方向け 22mm
注水台16L 通常から強風対策まで幅広く対応 25mmまで
(種類によって異なる)
注水台20L 通常から強風対策まで対応、
ジャンボサイズのぼりも可
・20~34mmまで
・26mm
(種類によって異なる)

さらに、のぼりを土台にしっかりと固定するためには、チチの間隔を詰める、ハトメを併用して地面に伸ばして調整するといった方法があります。

のぼりデザインの出位置の最適化——車線側/歩道側の見え方と右チチ・左チチ

タペストリーは、四辺に袋加工を施したり、ハトメを打ったりするため、端に重要な要素を配置しないことが鉄則です。

右チチと左チチでは、設置場所からの見え方に確実に違いが出ます。歩道を歩く人は歩道の右側を歩くことが多いため、左チチであればのぼり旗の正面が見えやすくなります。

また、車は左側通行で店舗の右側からのぼりを見る形になるため、左チチののぼり旗だと正面を見てもらいやすくなります

歩道を人が歩く場合、車道を車が走る場合
左チチ 正面が見えやすい
右チチ 裏面になりやすく、正面が見えづらい

しかし、道路が一方通行だったり、流れの向きが一定だったりする場合は、道路のどちら側に店舗があるかによって見えやすいチチの向きが変わります。

一方通行や流れの向きが一定の道路を人や車が通行する場合
右チチ 道路の右側に店舗がある場合に見えやすい
左チチ 道路の左側に店舗がある場合に見えやすい

また、駐車場など道案内にのぼり旗を設置する場合は進行方向に対して右折するのか、左折するのかで適するチチの向きが違ってきます。

のぼり旗を道案内に設置する場合
左チチ 進行方向に対して、右折の案内で反対車線側に設置する場合に正面が見えやすい
右チチ 進行方向に対して、左折の案内で自車線側に設置する場合に正面が見えやすい

風向きが不安定で旗面が安定しない場合やどちらからも均等に見える場合は、チチの向きはどちらでも問題ないと考えられます。

のぼり作成の流れとご発注 グッズプロは環境別仕様でスムーズに作成

グッズプロ のぼり作成の流れとご発注 グッズプロは環境別仕様でスムーズに作成

倒れにくく色あせにくいのぼりの作成なら、環境に合わせて簡単かつスムーズに注文できるグッズプロにおまかせください。ここからは、のぼり作成の流れと発注方法についてご紹介します。

お見積りの必要情報——グッズプロではサイズ・枚数・生地・希望納期を簡単入力

グッズプロのサイトにアクセスして、既製のぼりかオリジナルのぼりのプランをそれぞれ選択します。

次にご希望のサイズや必要な枚数、生地、加工を順に沿って選んでいきましょう。納期はページに記載されており、最後に「カートに入れる」をクリックで簡単に発注可能です。

運用セット提案——リピート作成で季節替えバンドル(冬→早春)で差し替え効率化

当店でご注文されるとデータが残るため、リピートでの作成も簡単に手続きできます。注文ページのデータ欄から「リピート」にチェックを入れてください。

色や写真、サイズ、横幕にも簡単に変更できるので、季節の移り変わりやセールのタイミングを逃さずデザインを差し替えできます。

のぼりデザイン〜入稿の流れ——文字だけ、デザイン依頼オプションでのぼり作成をサポート

オリジナルのぼりの製作では、購入完了後にデザインデータの入稿案内をメールでお届けします。データ入稿の際は、サイトから無料でダウンロードできるテンプレートをぜひご活用ください。

弊社デザイナーへのフルデザイン依頼はもちろん、既製のぼりに名入れする、イメージと合っているか画像で確認するなどのカスタムオプションも充実しています。

夜間の視認性まで配慮 のぼり作成時の注意点まとめ

グッズプロ 夜間の視認性まで配慮 のぼり作成時の注意点まとめ

のぼり作成におけるよくある質問から注意点をまとめています。実際に仕上がってから後悔しないように事前に目を通しておきましょう。

注意点例

  • 風対策
    強風やビル風が常に吹く場合は、ハトメ部分や上下の縫製に補強を施す、土台は注水20kg以上を基準に準備すると安全が高まります。台風・警報時は一時撤去しておきましょう。
  • 日射・色あせ
    南向き・海沿いでののぼり旗設置は、トロピカル生地+三巻縫製での制作が効果的です。また、濃色背景には耐光インクが推奨されます。3〜6か月を目安に定期的な差し替えを行うことで、広告効果の維持にもつながります。
  • チチ位置・裏写り
    チチの向きによって、見えづらくなることもあるため設置場所をしっかりと確認しておきましょう。また、左右の見え方を想定してデザインするとより見えやすくなります。
  • 防炎・占用許可
    屋内催事・商業施設は防炎ラベル必須の場合があるため、作成前に確認しておきましょう。歩道に設置する場合も、自治体の許可が必要な場合があるため注意です。
  • 保管・メンテ
    のぼり旗を収納する場合は、乾拭きして完全乾燥、その後丸めて保管すればシワがつくのを防げます。汚れが目立つ場合は中性洗剤で軽く手洗いしましょう。高温乾燥は縮みの原因になるため、陰干し必須です。
  • 夜間の視認性に配慮する
    夜間に営業中となる飲食店、祭りの屋台などでは、日が暮れてからののぼり旗の視認性にも配慮しておきましょう。文字やロゴを白抜き文字にする、背景と文字の色のコントラストを明確にするなど、夜間でも見やすいデザインが集客に効果的です。

設置環境や仕様で迷ったら、グッズプロにご相談ください

グッズプロ 設置環境や仕様で迷ったら、グッズプロにご相談ください

倒れにくく色あせにくいのぼりを作成するなら、オリジナルプリント専門店のグッズプロをご利用ください。豊富なデザインの既製のぼり、店や会社らしさを自由に演出できるオリジナルのぼりなど、お客様の理想ののぼり旗作成をサポートさせていただきます。

強風に対応した取付やすいポールやスタンドも各種販売しています。支払い方法は、クレジットカード、銀行振込など充実しており、送料は別途必要です。のぼりの設置環境や仕様に迷う場合は、弊社スタッフがお手伝いしますので、気軽にお問い合わせください。

  • 1枚から耐久性の高いのぼりを作成!
  • 大量の枚数でご注文なら価格がお得に!
  • 高品質なダイレクトフルカラー印刷!

倒れにくく風や紫外線に強いのぼりを作成すれば、きれいな状態が長続きするので、注目されやすく販促や宣伝効果が高まります。いつもきれいで魅力的なのぼり旗を設置し、たくさんのお客様を呼びこんでいきましょう。

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