のぼりを新しく制作するのは、「難しそう…」と心配してはいませんか。デザインはどうすればよいのか、どのサイズが適切か、どうやって設置するのかなど、はじめてのぼり制作を検討している方ならさまざまな疑問が出てくるでしょう。
実際のところ、のぼりの制作は初心者でもあっという間にできるほど簡単です。こちらの記事では、使用の用途や規格など基礎知識を踏まえて、のぼりの制作方法の流れについて詳しくガイドしていきます。
自社工房を持つのぼり旗専門店のグッズプロから、オリジナルデザインの作成方法やアレンジ内容についても特集しています。のぼりの制作でわからないことだらけの方、初心者でも簡単に注文できるお店を探している方はぜひ参考にしてください。
のぼり制作とは 使用用途や業種からのぼり旗を考えてみよう
のぼりの制作とは、広告・宣伝・案内などを目的としたデザインを縦長の生地に印刷し、旗として仕立てることです。まずは、のぼりの使用用途やのぼりをよく使用している業種についてご紹介します。
のぼりの使用用途は?
のぼりの使用用途は幅広く、その中でも次の5種類が代表的な用途です。風ではためくのぼり旗は人の興味を惹きやすいため、費用対効果の高いマーケティングツールとして多くの企業が制作しています。
使用の用途 | 具体的な役割 |
広告、宣伝 | 売れ筋商品、新製品の紹介、キャンペーンの告知 |
集客 | 通行人の目を惹く |
販促 | SALEのお知らせ、商品の内容を記載など |
案内 | 店舗や展示会、受付などの存在を知らせる、駐車場までの道案内、看板代わりに |
啓発 | 交通ルールや標語などを記載 |
のぼりをよく制作している業種は?
のぼりをよく制作している業種は、飲食店やスーパーなどの小売店が代表的です。他にも、次のような業種がのぼりを多く活用しています。のぼり設置を迷っている方は、まず制作して売り上げにつながっているかどうか様子見することがおすすめです。
のぼり旗の小売店例
- ホームセンター
- 車用品店
- イベント業
- エステサロン
のぼり制作で抑えたい付属品とは のぼりの規格やポール・注水台を分かりやすく解説
のぼりを制作する際は、旗だけでなく規格に応じた付属品の用意も必要です。のぼりの規格一覧とともにポールや注水台など付属品についてご紹介します。
のぼりの規格は?
のぼりの代表的な規格をご紹介します。のぼりの規格は、どののぼり専門店も共通しており、一般的な規格はレギュラーサイズ(60cm×180cm)です。また、グッズプロではカスタムサイズでのご注文も承っています。
のぼり旗の規格 | 旗の大きさ | 特徴 |
レギュラー | 60cm×180cm | 最も一般的な定番サイズ。店頭や屋外での使用に適しており、遠くからでも視認性が高く、集客効果が期待できます。迷ったらまずはこのサイズがおすすめです。 |
スリム | 45cm×180cm | 横幅を抑えたスリムタイプ。人通りの多い歩道沿いや店舗の角地など、限られたスペースでも効果的に設置でき、すっきりとした印象を与えます。 |
ショート | 60cm×150cm | 常より高さを抑えたショートタイプ。店内や屋内イベントなど、天井の低い場所や視線に近い位置での使用に最適です。圧迫感が少なく、視認性も良好です。 |
コンパクト のぼり | 45cm×150cm | スリム&ショートのバランス型。限られたスペースを有効活用でき、室内や通路などでも使いやすいサイズです。複数並べても圧迫感がありません。 |
ハーフ | 30cm×90cm | レギュラーサイズの半分の大きさ。小さめののぼりをお探しの方や、ちょっとした販促におすすめ。店頭什器やレジ周りにもぴったりです。 |
ミニ | 10cm×30cm | 卓上サイズの超小型タイプ。棚やテーブル、カウンターなどの空きスペースに設置可能で、POP代わりにも活躍します。商品横に置いて訴求力アップに。 |
ジャンボ | 90cm×270cm | 通常の1.5倍の迫力サイズ。イベント会場や広い屋外スペースで、強い存在感を発揮します。視線を集めたい場所でのインパクト演出におすすめです。 |
A1ポスター | 59.4cm×84.1cm | フレームやバナースタンドへの設置に適したポスターサイズ。壁面への掲示やパネルとしての活用など、多目的な使い方が可能です。屋内販促に最適。 |
吊り下げ旗 | 30cm×42cm | 上部から吊るして使用するタイプ。屋台、飲食店の軒先、イベントブースなどに人気。省スペースながらしっかりとしたアピールが可能です |
のぼりの付属品一覧
のぼり旗の設置に関連する付属品を一覧でご紹介します。のぼりは旗を制作するとともに、次のような各種の付属品が設置に必要です。
ポール
のぼり旗の設置には欠かせない専用ポールです。のぼりのチチ(輪っか)をポールに通してセットします。こちらのポールは約500gと軽量なため、女性でも持ち運びが簡単です。
2.4mのポールは、レギュラー・スリム・コンパクト・ショートののぼりに対応するサイズとなっています。伸縮式のポールで収納時は1.3mまで短縮可能です。他にも、グッズプロではのぼりのサイズに応じたポールを取り扱いしております。
グッズプロののぼり付属品 ポール製品一覧
注水台
専用ポールを通したのぼり旗のスタンドとして使用するのが注水台です。タンク内に水や砂利を入れて、のぼりの固定に使用します。
グッズプロで販売する注水台は、ホワイトとブラックの2種類のカラー展開です。のぼりのデザインやポールに合った色の注水台をお選びいただけます。
グッズプロののぼり付属品 注水台製品一覧
のぼり制作でかかる費用を知ろう のぼりサイズや特徴、予算から選ぶ方法
のぼり制作でかかる費用は、デザインやサイズをどうするかで金額がかなり変わってきます。この項では、一般的なデザイン相場を軸にのぼりの費用や選び方について詳しくご紹介します。
のぼりのデザインの相場はいくらですか?
会社によって異なりますが、のぼりのデザインをオリジナルで注文する場合の相場は5,000円から10,000円程です。複雑なデザインになると、費用がもっと高くなることもあります。
自社工房を持つグッズプロのオリジナルデザイン料金は、以下のオプション一覧表をご覧ください。お客様がデザインデータを自ら作成しオリジナルのぼりを制作する場合は、のぼり旗本体のみの単価で購入可能です。
文字だけのデザインにする、当社のデザイナーにオリジナルデザインを依頼する場合は、デザイン料金をいただいております。なお、デザイン依頼される場合は、のぼり旗自体の本体価格が別途必要です。
のぼりのオリジナルデザイン | 費用 |
入稿 お客様によるデザインデータ入稿 | 0円 |
文字だけのぼり お客様による文字入力 | 1,298円 |
文字だけのぼり(画像確認) 当社で画像確認、お客様に了承後、制作をスタート | 1,598円 |
当社デザイナーにデザイン依頼 3,998円 | 1,598円 |
オリジナルのぼりのデザインはこちら
グッズプロでは、既製デザインののぼりもご用意しています。既製デザインそのままを利用する場合は、本体価格の税込1,398円のみでの購入が可能です。既製デザインのアレンジを追加する場合は、のぼり旗の本体価格にプラスして次の一覧表の料金が必要です。
のぼりの既製デザイン | 費用 |
名入れ | 999円 |
ロゴ有り名入れ | 1,498円 |
メイン・サブ文字変更 | 1,650円 |
デザインアレンジ | 2,498円 |
既製のぼりのデザインはこちら
のぼりのサイズや特徴で選ぶ
のぼり旗本体は、目的に応じたサイズや特徴で選ぶのがおすすめです。次の3種類がのぼり旗の代表的な選び方となります。
一般的なサイズで注文したい
店頭やイベントブース等で使用されているのぼりの多くのサイズは、屋内・屋外両方で設置しやすいレギュラーサイズ(60cm×180cm)です。視認性と汎用性がともに高く、あらゆる目的で使いやすい定番のサイズになります。
のぼりのサイズ選びに迷っている方は、まずはレギュラーサイズでの制作が最適です。
設置スペースが限定されている
面積が狭い・広い、天井が低い・高いなど、設置スペースが限定されている場合は、設置状況に適したサイズ選びが肝心です。
設置スペース | おすすめのサイズ |
狭いスペース | スリム(45cm×180cm) ショート(60cm×150cm) コンパクト(45cm×150cm) |
レジ周り、棚の上、卓上(テーブル、カウンター等) | ハーフ(30cm×90cm) ミニ(10cm×30cm) |
レジ周り、棚の上、卓上(テーブル、カウンター等) | ハーフ(30cm×90cm) ミニ(10cm×30cm) |
広いスペース | ジャンボ(90cm×270cm) |
横幕や変わった形で設置したい
一般的なのぼりは縦長のサイズですが、横断幕(横向き)に変更することも可能です。他にも、変わった形でのぼり制作をする場合は、次にご紹介するようなサイズも候補にしてみましょう。
横断幕 | おすすめのサイズ |
A1ポスター | 59.4cm×84.1cm |
吊り下げ旗 | 30cm×42cm |
横断幕(横向き | 縦長サイズの横幕への変更は無料 |
のぼりの予算で選ぶ
のぼり制作における選び方は、予算から決めると迷いどころが少なくスピーディーです。選ぶサイズは、レギュラーサイズと仮定してご紹介します。
1枚あたり1,000円台
のぼりの制作を1枚あたり1,000円台で収めたい方は、以下の2通りの選択肢があります。
- 既製のぼりのデザインをそのまま利用する
- 自作デザインを自分で入稿する
グッズプロでは、55万点以上の豊富な既製デザインからお好みののぼりを選べます。自作でのデザイン作成に便利な無料テンプレートも公式のサイトでご用意しています。
対応ソフト一覧がこちら。
- Adobe Illustrator
- Adobe Photoshop
- Canva
- Affinity
- クリップスタジオ
- Inkscape
これらの対応ソフトに関しては全て、のぼりのサイズ別テンプレートを下記のようにご用意しております。
1枚あたり5,000円~
のぼり制作の予算を1枚あたり5,000円にしている方は、次の2種類が「1枚あたり1,000円台」の選択肢に加わります。
対応ソフト一覧がこちら。
- オプション利用でデザインをアレンジする
- デザイナーにデザインを依頼する
既製デザインの中から、名入れやロゴ入れなどのアレンジで自社らしさをプラスすることができます。また、グッズプロのデザイナーにデザイン依頼もできます。一度制作したデータは、次回の注文時にそのまま使用できるため、リピート注文が簡単です。
無料テンプレートや人気な既製のぼりなら簡単制作!注文プランから選ぼう
デザインやサイズをどうするかが決まったら、注文プランからのぼり制作に取りかかっていきましょう。グッズプロの注文プランには、既製のぼりとオリジナルのぼりの2タイプがあります。
既製のぼりの注文方法
既製品ののぼりは、以下の3STEPで購入完了です。
①ご希望のデザイン・サイズの品を購入
②オプションを選択する
③注文完了
オプションでは、名入れやロゴ有り名入れをするかなどデザインアレンジが選べます。チチ・棒袋縫い・ハトメ・タペストリー・防炎などの加工、補強縫製の有無、生地の種類も選択可能です。
既製のぼりのご注文ガイドはこちら
オリジナルのぼりの注文方法
自由に理想を表現できるオリジナルのぼりは、以下の5STEPでオーダーします。
①印刷用データを用意する
②お求めのサイズを選ぶ
③オプションを選択、カートに入れて注文確定
④データ入稿用の案内が送付される
⑤データ入稿後、注文完了
オリジナルのぼりのオプションでは、文字だけのぼりとデザイナーへのデザイン依頼が選択可能です。
オリジナルのぼりのご注文はこちら
オリジナルキャラクターを依頼する相場はいくらですか?
自社や自社商品のブランディングやファン獲得の為、オリジナルキャラクター製作を依頼しようと考えている方も多いのではないでしょうか。
オリジナルキャラクターを依頼する相場は1万~10万円、もしくはそれ以上とかなり幅があるようです。依頼先の個人のイラストレーターもしくは企業によって料金が異なるため、問い合わせて見積りをもらってみましょう。
また、著作権譲渡や商標権登録にはさらに高額な支払いとなるため、予算づくりには注意が必要です。
関連リンク
オリジナルグッズ作成での著作権とは 私的利用と著作権、肖像権についてわかりやすく解説
のぼりデザインをオリジナルで制作する方法
Canvaを使用して、のぼりのオリジナルデザインを制作する方法を解説します。デザインするときのポイントもまとめてみたので、作成時の参考にしてみてください。
Canvaを使用したデザイン方法
まずは、グッズプロの公式サイトからCanvaのテンプレートをご希望ののぼりのサイズでダウンロードします。デザインの手順は以下のとおりです。
①Canvaのテンプレートに沿った図形を枠内に設置する
②写真や図形などの素材、テキストを配置する
③デザインの微調整を行い仕上げる
より詳しいデザイン作成については、グッズプロのサイトの紹介動画をぜひご覧ください。
Canvaのデザイン作成動画やテンプレートを確認する
のぼりデザインを制作するポイント
のぼりをオリジナルデザインで製作するときの主なポイントは、次の3点です。
- シンプルなレイアウトにする
- フォントやイラストは大きめに設定
- インパクトのある配色がおすすめ
のぼりのデザインは、何をアピールしているのか、通行人から一目でしっかりと理解できる内容になっていることが重要なポイントです。また、赤色や黄色など目立つ配色を採用することで、アピールしたい内容が通行人の印象に残りやすくなります。
初心者がつまづきやすいのぼり制作でのご質問をお答えします
のぼり制作でのよくある質問をご紹介いたします。疑問は事前に解決して、のぼり制作をスムーズに進めていきましょう。
のぼりの寿命はどれくらいですか?
のぼりの耐久性は、設置する環境によって大きく変わります。のぼりの生地は丈夫に作られているものの、雨風が強く当たる場所に設置していれば長持ちせず早く傷みます。消耗品であるため、約3~6か月が寿命と考えておくとよいでしょう。
のぼりの裏面が薄くみえるのはなぜ?
のぼりは基本的に片面印刷の仕様であるため、裏側は色が薄く見えたり、文字が反対に映ったりします。のぼりの両面印刷はコスト面の負担が大きくなったり、生地の重量が増えて風によるはためきを低下させたりするため、一般的ではありません。
グッズプロのよくある質問をチェックする
お客様から好評をいただくGoodsProでのぼり制作してみよう
のぼりの新規制作なら、高品質なのぼり通販のグッズプロをぜひご利用ください。お客様の理想のデザインで、のぼり制作を実現します。ご希望のデザインでのぼりを制作し、自社の業績UPに貢献していきましょう。
グッズプロのオンラインショップはここがおすすめ!
- 1枚から注文できる!鮮やかなフルカラープリント
- 大量の枚数でご注文なら数量割でさらにお得!
- 最短・特急でのお届け!お急ぎ便での当日の発送も可能
通常の納期は、ご注文から4営業日が目安です。のぼりを購入の際は、付属品も合わせてのご注文がお得です。
のぼり制作が初めての方にも弊社スタッフがわかりやすく対応いたしますので、お気軽にご相談ください。