生地につきまして

生地につきましてご案内させていただきます。
今のデジタル時代、多色で鮮やかな色の再現が可能な出力機が増えてきております。
そのデジタルプリントに対応できるポリエステル生地についてご紹介します。

良くのぼり旗のプリントに使用されている生地なります。
生地の厚みは0.14ｍｍと大変薄く、インクや生地の裏側にあるものが透けて見えるくらいの生地の薄さが特徴です。
生地の価格も最も安く、のぼり旗・布ポスター・安価な横断幕・タペストリーなどに採用される生地です。

のぼり旗によく使用されるポンジの生地の厚みの約２倍の生地厚の生地になります。
生地の厚みは約0.2ｍｍ厚。主に、布ポスター・安価な横断幕やタペストリーなどに使用されます。
生地の裏側からの透過性が低いため、裏側になあるものが見えにくい状態（印刷した場合は表面の色が裏面に浸透しにくいので裏側は印刷していない生地の色（白）っぽい仕上がりになります。）

横断幕や懸垂幕などによく利用されます。ポリエステル生地の中では厚手の生地の部類となります。
生地の厚みは約0.32ｍｍ厚となっており、トロピカルの約1.5倍の厚みとなります。
トロマットとなるとプリントしたデザインが裏面に浸透することはなく、インクはほぼ透過しません。
しっかりとした生地の厚みがあるため、強風などに耐えることが必要な外用の横断幕や懸垂幕、店頭幕などに良く利用されます。

ツイルはトロマットとほぼ同等の厚みになっています。特徴としては織り目が斜めの畝状に見えることが特徴です。トロマットと同様に横断幕や懸垂幕で利用されますが、トロマットのほうが汎用性が高くコストパフォーマンスもよいことから、布地へのプリントの世界ではトロマットのほうが利用率が高いです。

スエード生地はサテン生地といわれる光沢のあるつるつる生地までにはなりませんが多少の光沢感がある生地でイラストやアニメなどのタペストリーでよく採用いただきます。光沢がある分、プリントしたインクが生地に刷り込まれた際に鮮やかに見えます。類似生地でダブルスエードという生地があり、昨今のアニメやイラストの作家さんはダブルスエードの生地を好んで作品情報を載せた販売用タペストリーや布ポスターなどを制作いただきます。

前述したスエードの2倍ほどの厚みがある丈夫な生地です。 透過性がほぼないので生地の裏側にある物や情報が表面のデザインに干渉してくることはほぼありません。発色やインクのりがとても良いことからタペストリーによく使われます。 そのためアニメや映画のキャラクターなど、色やデザインにこだわりを持って布生地にプリントしたいときには最適な生地です

前述のスエード生地に対して遮光材を挟み込んだ３層構造のものです。スエード+遮光材+スエードを合わせた形で生地が生成されております。この特徴を活かして両面プリントが可能となっています。
高い耐久性と光沢、滑らかで手触りが魅力的な生地。３枚の重ね合わせのため生地価格は高額なものになりますが、この生地を使った両面のぼり旗（表面と裏面が異なったデザインでののぼり旗の製作が可能）などの製造が可能となります。