のぼり旗を掲げる際に欠かせないのが、支柱となるのぼりポール。
正しく活用することでのぼりを綺麗に設置することができますが、ポール選びを間違えると、のぼりが風で倒れやすくなったり、見栄えが悪くなってしまうことも。
この記事ではのぼり用ポールの種類について解説し、購入時に押さえておきたいポイントや実際に役立つ選び方を解説いたします。
オリジナルのぼりと既製のぼりを専門的に扱うグッズプロのおすすめ商品も併せてご紹介しますので、これからのぼり用品を揃えようと考えている方はぜひ参考にしてください。
屋外・屋内設置に適したのぼりポールのサイズと使用シーン別の選び方
のぼりの生地にたくさんの種類があるのと同じように、関連用品であるポールにも複数の種類が存在します。
まずは、器具を購入する前に知っておきたい、ポールサイズの概要や使用方法の詳細についてご紹介します。
サイズの種類
ポールのサイズを決める際、「長さ」と「太さ」が重要になります。
〈一般的なポールの長さ〉
〈一般的なポールの太さ〉
特にポールの長さは大切で、のぼり生地の大きさに適したサイズのポールを用意する必要があります。
グッズプロではお客様のニーズに幅広くお応え出来るよう、最短2mから最長5mまで豊富な規格でポールを取り扱っております。
直径については、のぼりの設置が安定しやすい太めの25mmを基本としており、グッズプロで購入いただく全てののぼり商品と組み合わせてご利用いただけます。
使用シーンは色々
のぼりとポール部品は基本的にセットで購入する必要があり、どのようなシチュエーションにおいてもポールは必需品となります。
ポールを正しく選ぶためには、設置する環境の把握や、のぼり本体との相性も大切。具体的にどのような基準でポールを選ぶべきか、次の章で解説いたします。
のぼりポールを購入する際に確認すべきポイントと選び方のコツ
のぼりポール
のぼりポールは、ただ「立てられれば良い」というわけではありません。設置場所やのぼり旗のサイズ、使う期間や目的に合わせて、最適なポールを選ぶことが大切です。
ここからは、ポールを購入する際に確認すべき5つのポイントをご紹介します。ご自身がどのようにのぼりを設営するのかを念頭に置きながら、チェックしていきましょう。
サイズ
前章でご紹介した「長さ」と「太さ」に加え、ポール上部に設置する固定用パーツの横棒(かんざし)の「幅」計3つをチェックしましょう。
一番多く利用されているスタンダードなのぼり生地は、縦180cm×横60cmの大きさで作られます。
その一般的なサイズ(レギュラーサイズ)の場合、長さは2.4m以上のポールを選ぶ必要があり、3mの長さが最も人気です。
長さを決める際は、のぼり全体を固定できるのはもちろんのこと、設置した時にターゲットから見やすい高さに位置できるかどうかを意識しましょう。
太さについては、細いポールはスタイリッシュに見える良さがありますが、太いポールの方が重量があり安定感が増します。
天気の影響を受ける屋外では太め、風に煽られない室内では細めといったチョイスがおすすめです。
デザイン
ポールは基本的に無地で作られるため、デザイン面ではカラーにこだわりましょう。
白が定番カラーとして多く選ばれており、視認性が高く、のぼりのデザインを損なわない良さがあります。
反対に緑や青色のポールは、のぼりのデザインとの統一感を出したり、注目を集める効果も期待できます。
色使いは販促効果を高める大事なポイントのひとつですので、のぼりのデザインを考慮しながら慎重に決めましょう。
素材
ポールには、主に以下の素材が使われています。
素材によって強度や重量が若干変わりますが、大きな違いがあるわけではないので、のぼりを購入する店舗で扱っている素材の中から選べば問題ありません。
ステンレス素材のポールを取り扱っていれば、サビに強い特性から、屋外設置を想定してる場合におすすめです。
- 海沿い・沿岸部
- 温泉街や水辺の近く
- 雨や湿気の多い地域
- 屋外で長期間設置したままにする場合
特にこうした環境下ではサビの懸念が強まるので、ステンレス製の素材がおすすめとなります。
例:のぼり旗 ステンレス製ポールの特徴(グッズプロ商品)
材質・耐久性:
ステンレス製(SUS302)で、サビに強く、屋外での長期使用にも耐えられる高い耐久性を誇ります。
高さ調整:
160cmから300cmまでの伸縮が可能な設計。用途に応じた高さで、のぼり旗の視認性を最大限に高めます。
軽量設計:
重量は約500gと軽量で、どなたでも片手で簡単に持ち運び・設置が可能です。屋内外を問わず、様々なシーンで活躍します。
グッズプロのステンレス製ポールを見る
機能性
のぼりポールには、ただ旗を支えるだけでなく、使い勝手を高めるための機能が備わったものもあります。
特におすすめなのが、多段式の伸縮ポール。
2段や3段式で高さ調整ができ、長さの調整がしやすくなるのが特長です。
また頻繁に出し入れする場合には、スムーズな組み立てや軽量性を考慮した商品もチェックしておくとよいでしょう。
互換性
のぼり旗本体や、注水タンクとの互換性も大切です。
ポールに取り付けるチチパーツの幅や位置によっては、上手く取り付けができなかったり、ポールの太さと注水タンクの差し込み口のサイズが合わないと、うまく固定できず安定感が損なわれてしまいます。
同じメーカーの製品を選ぶか、対応サイズを事前に確認しておきましょう。
グッズプロの注水タンクを見る
GoodsProのおすすめ商品まとめをご紹介
グッズプロでは、オリジナルのデザインで自由にオーダーメイドできるのぼり製品を取り扱っており、ポールを含めた関連器具も多数取り揃えております。
ここからは、グッズプロのポール商品から、売れ筋で人気のものを厳選して3つご紹介します。
【軽量設計&簡単設置】のぼり旗ポール 2.4m
のぼり旗ポール 2.4m
このポールは、高さを2.4m以下で設置できるコンパクトなデザインが特徴のポール。
一般的なレギュラーサイズののぼりでは、全長3mの高さで設置できるポール製品が選ばれるケースも多いですが、一部のお客様からは“のぼり下部から地面までの隙間が気になる”というお声があります。
そういった場合にこの2.4mサイズのポールがおすすめで、のぼり下部から地面の空間が程良く引き締まり、全体的にすっきりとした印象でのぼりを設営できます。
白と黒の定番色に加え、青と緑を含めた全4色展開ですので、のぼりのデザインに合わせてお好きなカラーを選んでいただけます。
商品仕様
全長:1.3〜2.4m(伸縮式)
材質:スチール
パイプ太さ:22mm
カラー:ホワイト、ブラック、ブルー、グリーン
【3段式|高さ調整可能】のぼり旗ポール 3m ホワイト
のぼり旗ポール 3m ホワイト
こちらは全長3mまでの高さで設置できるポールですが、3段式の伸縮機能を兼ね備えています。
一般的なポールよりも調節段階を増やすことで、より短くコンパクトな状態に縮められるのが魅力で、収納時にもスッキリとしまえる良さがあります。
シンプル設計なので、スタンダードなのぼりサイズの生地なら簡単に取付できるのも特徴の一つ。
調節部分を捻ることで簡単に長さ調節ができるので、設置する高さを細かく設定したい場合や、頻繁に出し入れして収納する機会が多い場合におすすめの商品です。
商品仕様
全長:1.2m〜3.0m(3段伸縮式)
材質:スチール
パイプ太さ:25mm
カラー:ホワイト
【高強度&安定設置】強風対応のぼり旗ポール 2.4m ホワイト
強風対応のぼり旗ポール 2.4m
強風の影響が心配な屋外に設置される場合は、コチラの強風対策ポールがおすすめ。
先ほどご紹介した同じ長さの製品よりも、パイプの太さを大きく設計することで、スタンド部分となるポールの重量が増して安定感と強度が保ちます。
遠くからの視認性を考慮して、高さのあるポールをチョイスするのも良いアイデアですが、その分転倒リスクも高まります。
そのため、2.4m程度で設置固定できるこういった製品を一度お試しいただくのがおすすめです。
商品仕様
全長:1.3m〜2.4m(伸縮式)
材質:スチール
パイプ太さ:32mm
カラー:ホワイト
のぼりポールのメンテナンス・保管方法と悪天候時の対応ポイント
最後に、ポールのメンテナンスや保管に関するお役立ち知識と、悪天候時の設置に関するポイントを解説いたします。
メンテナンス
のぼりポールを長持ちさせるためには、以下の3つのポイントを意識したメンテナンスが大切です。
- 汚れをこまめに拭き取る
- 可動部分をチェック
- 破損がないかを確認
砂ぼこりや雨の後に放置するとサビや劣化の原因になります。
乾いた布や中性洗剤で定期的に拭き取りましょう。
また伸縮タイプのポールは、接続部分の動きがスムーズか定期的にチェックしましょう。固着している場合は無理に引っ張らず、潤滑剤を使って滑りをよくするのがおすすめ。
破損がある場合は、サビの心配や触った際に怪我してしまう可能性があるため、ヒビや割れがあれば早めの交換を検討してください。
保管の注意点
使わない時期やイベントの合間に保管する際は、次の3つの点に注意しましょう。
- 直射日光を避ける
- 乾かした状態で保管
- パーツはまとめておく
屋外での長期放置や直射日光が当たる場所での保管は、変色や劣化を早めます。サビやカビ対策として水気をよく拭き取ってから、屋内の風通しの良い場所で収納しましょう。
ポールは上部の横棒(かんざし)を紛失してしまうと使えなくなってしまうので、複数のポールを使っている場合は特に、小さなパーツもまとめて保管することで紛失を防ぐことができ、次回すぐに使えて便利です。
悪天候時には
悪天候時には、強風による転倒の危険が高まります。
- ポールの高さ調整部分が緩んでないかチェック
- 注水タンクに十分水が入っているか確認する
- 場合によっては使用を控える
長期の使用で調節ツマミが徐々に緩むと、急に転倒するきっかけになりますので、固定の確認が大切。その際、注水タンクの重量も同時にチェックすることで安全性を確保できます。
強風や豪雨など、天候が特に悪い場合は無理に設置せず、撤去した方が良い場合もあります。のぼりが風に煽られている状態をこまめに確認しながら、適切な判断をしてください。
のぼり用ポールを購入するならGoodsPro 初めてでも安心のサポート体制
のぼりは、ポールやタンクなどの関連用品を適切に使った上での活用が上手な設置といえます。効果的に設営することで、販促ツールとしての効果を最大限に発揮させましょう。
【おさらい】のぼりポールを選ぶ前に!グッズプロが教える5つのチェックポイント
- サイズ選びは「長さ・太さ・横棒の幅」がカギ
一般的なのぼり(180cm×60cm)には、2.4m以上、できれば3mのポールが人気。屋外では太めで安定感を、室内では細めでスッキリ感を重視しましょう。 - ポールカラーでデザイン性アップ
ポールは無地が基本ですが、白は定番でのぼりを引き立てる色。緑や青などを選べば統一感や視認性を高められ、販促効果にもつながります。 - 使用環境に合った素材を選ぶ
素材はスチール・鉄・ステンレス・樹脂など。屋外や湿気の多い地域では、サビに強いステンレス製がおすすめです。 - 高さ調整ができる機能性ポールが便利
多段式(2〜3段)伸縮タイプなら、用途や設置場所に応じて高さ調整が可能。頻繁に設置・撤去する場合は、軽量タイプや組み立てやすさも要チェックです。 - 旗やタンクとの互換性も忘れずに
のぼり旗や注水台とサイズが合わないと、設置時に不安定に。チチパーツの幅や、差し込み口の直径などを事前に確認しましょう。できれば同じメーカーでそろえるのが安心です。
オリジナルグッズ専門店であるグッズプロでは、のぼり製品をはじめとするオーダーメイドのサービスを専門で販売しており、今回ご紹介したポール以外にも豊富なラインナップがございます。
ぜひご自身の目的に合ったポールを見つけて、のぼり旗の宣伝効果を最大化していきましょう。
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